毎日が月曜会



三角巾を被ったおばちゃんに聞くと、30年前からあるお店らしく、カレーライス以外にから揚げがオススメらしい。カウンターの調味料やガラスコップから、店内のメニュー表まで、どこか懐かしさが伝わってくる。から揚げ3個180円のトッピングが遠慮して、「カレーライス」420円を注文。福神漬も山盛りに添えて、まずは一口。

ルーはスープカレーに近いが、しっかりとスパイスも効いており、肉や野菜が十分に煮込まれいるのも分かる。しっかりと手間と時間をかけているカレーライスで、驚くほどの美味しはないが、普通に美味しく、小学生の頃に友達の家でご馳走になったカレーライス?のような味。贅沢な素材やスパイスを使ったグルメカレーではなく、当たり前の素材で作った昭和のカレーライスである。懐かし味を楽しんでいると、既にカウンターのお客様にカレーライスが提供されているのにも関わらず、厨房からカレー丼2つとの注文の声が響く。おや、厨房の人の賄いかなと思ったが、数分経つとまたまた、カレー丼の注文が小窓の奥の厨房から聞こえる。小窓を覗くと、厨房で2名の店員が調理をしている。

カレーライスは、カウンターにいるおばちゃんが提供してくれるので、厨房の人は何してんだろうと不思議に思っていたが、お店を出てモヤモヤが一気に解消された。このお店、隣にあるラーメン屋、「らーめん亭」と厨房が一緒であり、双方で受け渡しができる小窓がある。隣の「らーめん亭」のメニューにカレー丼があり、注文が入るとアッサムのカレーを提供しているのである。隣の「らーめん亭」、驚くのはラーメン280円である。アッサム&らーめん亭、恐るべしお店である。(40代男性)
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