毎日が月曜会
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取材・執筆 : 匿名
●広島風お好み焼といえば、神田の「カープ」、新橋の「HIDE坊」などが有名だが、西荻窪の商店街にある「かずみや」も、本格的な広島風お好み焼のお店である。広島風お好み焼の店舗を紹介する、広島県に本社を置く、中国新聞のサイト内にある「炎の鉄板」にも、しっかり掲載されている。店内は、店主の紙本和実さんが1人で切り盛りしている。店内で、『おっちゃん1人でやりょうります』と書かれた貼り紙は、そう、広島弁である。もちろん店主の紙本さんは、生粋の広島人。大きな鉄板があるカウンター6席と、小さなテーブル4席のめちゃくちゃ小さなお店。店内はいたってシンプルだが、広島県に関するポスターや店主がファンである、吉田拓郎のポスターが貼ってあり、店中が広島県である。広島焼は基本コテで食べるが、箸も用意してくれる。コテでの食べ方が分からないお客さんには、コテの持ち方などのマニュアルを渡してくれる。広島焼はしっかり焼いて、じっくり蒸らして、あっさり仕上げる為、20分以上かかるが、おっちゃんが焼いている姿を見ていると、直ぐに時間が経ってしまう。広島焼の材料は決して多くないので、作り手の腕が試される。広島人が作る、いたってふつうの広島焼が東京の郊外で食べられるのは幸せである。(30代男性)






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