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フードリンクレポート

2017年7月20日(木)13:05 トレンド

ロメインレタスを推すキユーピーの真意。

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取材・執筆 : 酒井慎平 2017年7月19日

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 近頃、飲食店やスーパーマーケットなどでよく見るロメインレタス。現在、外食市場では、全国の飲食店約1500店舗以上(㈱ぐるなび調べ)でロメインレタスを使った料理を提供しており、これまで認知度が低かった野菜の存在感が徐々に増してきている。このロメインレタス、実は、キユーピー株式会社が仕掛け人であり、同社は、2016年からグループ全体が一丸となって、ロメインレタスの価値提案を行っている。

 しかし、調味料メーカーのキユーピーがロメインレタスに力を入れるのはなぜなのか。そして外食市場に与える影響とは、キユーピー株式会社フードサービス本部企画チームの若松美幸さんにその真意を伺った。

ロメインレタスで野菜に新たな価値提案

 そもそも、なぜロメインレタスの訴求活動を行っているのか。

 「キユーピーグループ全体で野菜戦略プロジェクトが2014年に発足し、これまでにも様々な野菜の新たな価値提案を行ってきました。野菜戦略プロジェクト自体は、農業と野菜を取り巻く環境が年々厳しくなっている中で、食育と野菜の魅力を啓蒙し、市場を活性化するための活動です。ロメインレタスは、2016年から今年で2年目となります。昨年の夏季からテレビCMを放映するなど、徐々に大きな動きが取れるようになってきました」(若松)。

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若松さんは業務用の代表として野菜戦略プロジェクトに参加。シーザーサラダの日の制定やロメインレタスの認知拡大を図るマスコットやツール製作など、さまざまな提案を行っている。


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