ひらまつ、台湾・大統百貨と提携検討 台湾でもデパートは不動産業に

株式会社ひらまつ(本社 :東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:三須 和泰)が、台湾を代表する老舗百貨店グループである大統百貨企業股份有限公司(本社:台湾高雄市、代表者:張銘池)と、台湾・高雄市および屏東県におけるレストラン、カフェ、リゾートホテル、ウェディング事業等に関する事業提携の検討を目的とした基本合意書を締結した。

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台湾南部エリアにおける新たな外食・宿泊・ウェディング事業を検討する。大統百貨が保有する豊富な不動産資産と、ひらまつのブランド力および運営ノウハウを掛け合わせたい。

大統百貨は、「百貨小売モデル」はピーク時からかなり落ちてきており、「土地・資産活用および賃貸収益モデル」への転換を図ろうとしている。

ひらまつは、25年1月発表の「中期経営計画2030」において、台湾・香港・タイをはじめとする東アジアを中心に、賃貸契約等による一般的な出店のみならず、現地の企業・有力者とJV形式も含めて、海外への出店を計画するとしている。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年10月29日

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