サントリースピリッツ株式会社が3月2日（火）から、全国発売した「のんある晩酌 レモンサワー ノンアルコール」の完成度の高さに驚いた。"のんある晩酌"というコピーもステキであるが、それ以上にレモンの風味、味わいがレモンサワーである。サワー好きな女子が唸った。

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　「ノンアルコールのレモンサワーなんて、炭酸水にレモンを入れれば同じじゃん！」、と思うかもしれない。流行っているからといって、レモンサワーまでノンアルにしなくても良いのではと思ったが、それは大きな間違いであった。ノンアルビールと肩を並べるほど家飲みで定着する商品である。

　レモンサワーの晩酌が欠かせない20代女子に試飲してもらった。

　「一口飲んだだけでも、レモンサワーと変わりないと思いました。最初から最後まで、ノンアルと言われなければ、レモンサワーとして飲み続けられます。また、サワー独特の焼酎の風味があるのは何故なのって思います」

　「全く甘くなく、レモンのパンチが効いています。また、カロリー・糖質ゼロなのも女子にはくすぐります。これ、アリでしょ」

　「これ、大量に冷蔵庫にストックしておけば、このまま飲んでもよいし、焼酎を足してレモンサワーとしても飲めます」

　レモンサワーと間違っても無理はない。サントリーが行った調査によると「レモンサワー好きの95.2％が"ノンアル"だと気づかなった」との結果がでている。また、後味に焼酎の風味をだせているのには、香り高いサントリー独自の焼酎を使い、極力熱をかけずにアルコール分だけを取り除くことで、焼酎由来の旨味が凝縮された焼酎エキス（ノンアルコール）を開発した。「焼酎旨味凝縮技術」は、サントリー初の製法である。

　昔に比べて、ノンアルビールも進化を遂げているが、まさか、ノンアルレモンサワーもここまで完成度が高いとは驚いた。"のんある晩酌"、家飲みの新たな顔にもなるが、酒類の提供が禁止されているこの時期、居酒屋にとっても救世主になるのではないか。