非正社員は8割で、正社員は6割で、人手不足。外食は他業種より厳しい。

 帝国データバンクが2019年7月に実施した、人手不足に対する企業の動向調査によると、非正社員が「不足」していると回答した企業を業種でみると、「飲食店」が 80.0%がトップだった。

 過去の調査との比較では、1年前比 2.9 ポイント減、2年前比 2.0 ポイント増となり、前年同月比ではやや減少したものの 8 割の企業が不足と感じており、高水準での推移が続いている。 非正社員の「不足」企業は全業種で、29.8%。非正社員に依存している外食業界が浮き彫りになった。
 
 正社員でみると「不足」と回答した企業は、48.5%。内、「飲食店」では60.0%。正社員も不足している。


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取材・執筆 : 加藤一 2019年8月28日執筆

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