HUGE、ルイヴィトン系ファンドの傘下に 上場基準の厳格化で、再構築

米投資ファンドのLキャタルトンが、株式会社HUGE(本社:東京都渋谷区、代表:新川  義弘)の株式67%を取得する。日経新聞が報じた。

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2005年に創業し、25年9月には創立20周年を迎えた。RIGOLETTO(リゴレット)やHacienda del cielo(アシエンダ デル シエロ)など現在44店舗を展開する。決算公告では、24年12月期に純利益3億95百万円、利益剰余金10億71百万円、総資産78億60百万円となった。売上高は約150億円とみられる。コロナ禍の20年12月期、21年12月期と赤字に陥ったようだが、息を吹き返した。25年9月に「ニュウマン高輪」South4階にて4店舗をオープンさせている。

HUGEは独自での株式上場を目指していたが、東証ではグロース市場で時価総額100億円以上を求められるなど上場基準が厳しくなっている。一旦、ファンドの下で企業価値を高めた上で、上場をめざす方針に転換したようだ。

因みに、新川社長の古巣である株式会社グローバルダイニング(本社:東京都港区、代表取締役社長:長谷川 耕造)は、24年12月期で売上高117億円、純利益5億円で、12月18日時点での時価総額は44億円に止まる。

Lキャタルトンは、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが投資するファンドで、外食では今年7月に神戸牛料理の株式会社吉祥吉ホールディングスを買収した。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年12月19日

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