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売上高は463億56百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は31億21百万円(3.9%減)、経常利益は31億3百万円(4.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益17億20百万円(19.1%減)と増収減益となった。食材および飲料原価の高騰により売上原価が上昇したこと、海外進出に伴う開業準備費用、24年8月から実施した1人当たり4.8%の賃金引上げなどのコスト増で、減益となった。
直営既存店では通年で、客数105.1%、客単価100.9%で、売上高106.1%。5月1日から均一370円(税抜337円) を390円(税抜355円)に20円値上げしたが、大倉社長の長男であるSUPER EIGHT大倉忠義氏を起用した効果で、客数増となった。
店舗数は、「鳥貴族」661店舗(純増18店舗)、その内直営店は408店舗(純増7店舗)。ダイキチシステムが運営する「やきとり大吉」は477店舗であり、グループ合計で1,141店舗、直営店は409店舗となった。
国内では飽和感があるが、海外では米国3店舗、韓国4店舗、中国5店舗、台湾4店舗、香港1店舗の計17店舗にじわじわと広げている。前年度は米国の1店舗のみだった。ベトナムをはじめ、東南アジアへの展開準備にも着手済みで、海外で一気に開花する可能性がある。
