トリドール、米線タムジャイを非上場・完全子会社化 中国不景気、立て直しスピードアップ

株式会社トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:粟田 貴也)が、香港の連結子会社 Tam Jai International Co. Limitedを非上場化し、完全子会社化した。

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【本日開業】トリドール肝入りの香港ヌードル『タムジャイ』は、「売り方をもっと欲張っていい」

トリドール、孫会社が香港上場。米の麺「米線」店を156店舗直営。

トリドール、「譚仔三哥米線」日本1号店を新宿3丁目に。吉祥寺・恵比寿にも物件確保。


Tam Jai Internationalは、米線(米の麺)料理を提供する「譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)」などを主に香港で約150店舗展開。トリドールは同社を2018年1月に買収し、20年10月にはシンガポール、21年4月には中国本土に初進出を果たし、21年10月には香港証券取引所に上場させた。

しかし、中国経済の悪化と共に、不採算店舗を閉め、シンガポールのオフィス及びセントラルキッチンを撤退させて立て直しを行ってきた。今回、完全子会社化することで、改革のスピードを速める。

日本国内では、22年3月に新宿に1号店を出し、その後、吉祥寺と恵比寿にも出店、現在3店舗が営業中。3年半で、わずか3店舗と苦戦している。

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タムジャイサムゴー新宿中央通り店

取材・執筆 : 安田正明 2025年8月27日

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