一家のレジャー進出1号「泊まれる植物園」、愛称は「林音(リンネ)」。11月オープン予定。

 株式会社一家ホールディングス(本社:千葉県市川市、代表取締役社長:武長 太郎)が計8社と共同出資し設立した、特別目的会社株式会社ボタラシアンリゾート(本社:茨城県那珂市、代表取締役︓武⻑ 太郎)が運営する、日本初となる"泊まれる体験型植物園"の愛称が「林音(リンネ)」に決まった。

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 一家は、25年11月にリニューアルオープンを予定している茨城県植物園及び茨城県民の森(所在地:茨城県那珂市)の指定管理者に4月になった。「泊まる」「自然と触れ合う」「学ぶ」という複数の体験要素を掛け合わせた日本初の"泊まれる体験型植物園"へと生まれ変わらせる。

 植物園内には豊富な緑に囲まれた宿泊の為のグランピング施設や県産の木材を使った木造の温浴施設を新たに設け、自然と触れ合いながらの宿泊を提供する。宿泊により、これまで見ることができなかった夜の植物の観察や、早朝の植物園の雰囲気なども楽しめる。ライトアップも企画しており、植物と共に夜を過ごす非日常感で癒しをもたらす。

 このほかにも、県産の食材をつかったレストランや、地元那珂市をはじめとした県の特産品を扱うお土産コーナーなども設置し、週末は首都圏からのファミリー層、平日は近隣住民を中心とした観光スポットとなる。また、今まで「植物園」に興味を持たなかった新たな教育機関などにも足を運んでもらい、植物の魅力にも触れ、学びや感性を育むきっかけにしてもらいたいという。

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外観。シンボルガーデン(中央)、県産木材を使った木造の温浴施設(右)、県産木材を使った木造のレストラン(奥)

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一家・武中社長らが、施設を管轄する茨城県の大井川 和彦知事を表敬訪問。


取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年5月1日

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