ガーデン【25年2月通期決算】、売上12%増、利益22%増。麺類2事業に集中で原価ダウン。

 株式会社ガーデン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川島 賢)が、2025年2月通期決算を発表。

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 売上高は171億59百万円(前年比12.1%増)、営業利益18億49百万円(22.0%増)、経常利益17億22百万円(19.5%増)、当期純利益12億7百万円(13.3%増)となった。物価高騰にもかかわらず、原価率を前年の30.2%から、29.2%に1%低下させたことにより、利益が増えた。

 店舗数は、直営で「壱角家」8店舗、「山下本気うどん」7店舗出店、FC3店舗の計18店舗を新たに出店。一方で、直営2店舗、FC13店舗の計15店舗が退店し、総店舗数は195店舗(直営161店舗、業務委託2店舗、FC32店舗)となった。内、「肉寿司」FCの退店は11店舗。

 売上構成は、「壱角家」などラーメン事業が67%、「山下本気うどん」などレストラン事業が16%と、麺類2事業に集中させたことで、効率的に原価率が下がった。既存店では、客数 97.7%、客単価 109.8%で、売上高107.1%。値上げの影響で客数は下がった。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年4月16日

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