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【鮫島の視点】値上げだけではない、外食の客単価の上げ方
【24年4月街角景気】飲食は、5ポイントも急降下。賃上げが実感できるのはいつ?
【鮫島の視点】値上げが続くとみられる外食各社
2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、44.7ポイントで、4.2ポイントマイナス。2月から4ヶ月連続で下落した。賃金が増えず、物価ばかりが上昇していることへの不安が広がっている。6月から実施される定額減税による実質賃上げの効果は期待されていないようだ。
■街の声
「物価の上昇傾向が続いている一方で、賃金が増えているとの話が余り聞こえてこないことから、今後の景気はやや悪くなる。」(北海道・高級レストラン)
「物価高、電気料金の値上げ等で、生活することで精一杯のようである。まずは外食から節約するというのは目に見えている。」(北関東・一般レストラン)
「年度末からゴールデンウィークまではインバウンドを含め観光需要が高まり、元日の能登半島地震からの復興支援や北陸応援割などによる需要、北陸新幹線の敦賀延伸等、2023年
を大きく上回る客でにぎわっていたが、ゴールデンウィークを境に観光客が減少し、落ち着いた状態になっている。」(北陸・一般レストラン)
「物価の上昇が止まらず、外食の機会が減りつつあるため、来客数が伸びない。」(近畿・一般レストラン)
「インバウンド関連の客は増加する傾向にあるが、国民生活の出費は増加するため、日本人の飲食店利用は減少する。」(九州・居酒屋)
