輸入小麦価格、10月から11%値下げ。小売価格への影響は1%だが、久々に明るい話題。

 農林水産省が、10月からの輸入小麦の政府売り渡し価格を2023年4〜9月に比べて平均11.1%値下げし、1トンあたり平均6万8240円とすると発表した。

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 輸入小麦の政府売り渡し価格は、毎年4月と10月の2度決められるが、21年10月に19.0%、22年4月に17.3%と2回連続で大幅に引き上げられた。22年10月は据え置き。23年4月にも引き上げの予定だったが、相次ぐ食品価格の値上げを抑制するため、政府は5.8%に抑えた。

 小麦の国際価格は、ウクライナ情勢で上昇したが、23年4月の今回は、米国の主要小麦産地での降雨や天候改善等により下落。その後は、おおむねウクライナ情勢の緊迫化前を下回る水準に戻っている。

 食品の値上げラッシュが今も続く中、小麦製品であるパン、うどん、中華そばや餃子の皮に対して値下げ圧力がかかりそうだ。但し、小麦関連製品の小売価格に占める原料小麦代金の割合は、うどんや中華そばで1%と少ない。

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取材・執筆 : 安田正明 2023年9月14日

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