料亭料理デリバリー「しげよし」が増資。全国400料亭の厨房をゴースト化。

 明治10年創業の老舗料亭「仕出し割烹しげよし」を運営する株式会社寿美家和久(本社:三重県津市、代表取締役:小清水丈久)が、DXコンサルのサンブリッジ グループ(本社:東京都渋谷区、取締役ファウンダー:アレン・マイナー)らへの第三者割当増資により資金を調達した。

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 寿美家和久は、お正月・ひな祭り・七五三などお祭りや儀式などを行う「ハレ」の日も、普段どおりの日常である「ケ」の日も、料亭400店舗と提携しそれらをゴーストレストランとして活用し全国にデリバリーサービス「しげよし」「ストデリ」を提供している。「ハレ」の日や「ケ」の日の需給をAIで予想し全国各エリアの生産体制を確立し、旬の味覚をデリバリーしている。

 資金調達によりフードDX、SNSメディア戦略、AIを活用して、仕出し弁当・ケータリングをメインに今後5年間でグループ売上500億円(中食市場約5,8兆円のシェア1%)、提携加盟600店舗(料亭・割烹業約6,000店舗のシェア10%)を掲げる。

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「しげよし」HP https://www.shige44.jp/

取材・執筆 : 加藤一 2022年6月23日

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