サンマルクHD、コロナ借入金を期限前返済。商業施設戻る。

 株式会社サンマルクホールディングス(本社:岡山市北区、代表取締役社長:難波 篤)がコロナ対応の借入金200億円の内、120億円を期限前に返済する。

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 2020年5月に 200億円の借入を実行したが、借入実行時と比較して新型コロナウイルス感染症の影響が緩和傾向にあり、確保すべき手元流動性は減少していると判断し、期限前返済を実行することにした。当初返済期限は23年5月だったが、120億円は21年3月中に返済する。

 2021年3月期第3Q(20年4~12月)では58億41百万円の最終赤字だったが、現金が267億円も積み上がっていた。商業施設の売上が戻ってきており不安材料が減ったようだ。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年3月16日

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