キリン、3Lペットサーバーを1万店に設置目標。タップマルシェ流に「一番搾り」を売る。

 キリンビールは3リットルペットボトル入りの「キリン一番搾り生ビール」「キリンサワー」を提供可能な2タップの新たなサーバー「TAPPY(タッピー)」を4月20日から全国で展開する。設置目標は1万店舗。

 3リットルペットボトルを採用することで、小規模店舗でも樽生に比べて1本を使い切るまでの期間が短くなり、 よりおいしい「一番搾り」の提供が可能。その結果、「顧客満足度」「飲食店への来店動機」も向上し、さらには「一番搾り」ブランドの価値向上につながるという。

 酒販店に発注し、酒販店から配送される。ワンウェイで軽量なので酒販店の配送作業が軽減される。サーバー洗浄も簡易となる。

 2020年11月16日から全国6県(愛知県・石川県・富山県・福井県・福岡県・宮崎県)でテスト導入し、好評だったことを受け、本格開始する。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年2月4日

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