吉野家は、なぜM&Aが「ヘタクソ」なの? 過去には7億円を損したラーメン事業も


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 吉野家ホールディングス(HD)が子会社の再編に乗り出している。2008年に買収したステーキとしゃぶしゃぶのアークミールを2019年に売却し、2021年3月には2000年にグループ入りした持ち帰り寿司の京樽も売却した。主要4事業のうち、本体を除けば残るは、はなまるのみだ。他の外食大手に比べて、買収企業の活用が進んでいないように見える。専門家は「牛丼単品文化を抜け出せないことが根っこ」と指摘する。

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取材・執筆 : 竹中裕司 2021年3月14日執筆

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