増税とは関係なく、忘年会自体は年々減る傾向にあり、ノンアルコール化も進んでいる。忘年会頼みから脱却する必要がありそうだ。

■街の声
「令和になって初めての 12 月ということもあり、きっと忘年会などを楽しむのではないかとみていたが、思っていたほどの客足ではなかった。例年と比べても、客の数が若干少ない。」(北海道・スナック)
「観光客が減っている。また、客の様子をみても消費をしていなそうな雰囲気が漂っている。」(北海道・高級レストラン)
「消費税の引上げが徐々に効いてきており、予約状況からも徐々に財布のひもが固くなっていることがうかがえる。客層の二極化が進んでおり、中間層の客がいなくなっていくことを危惧している。」(東北・一般レストラン)
「忘年会の件数が非常に減っており、単価も下がっているため、売上が良くない。客からボーナスも余り良くなかったという話もよく聞く。とにかく景気は上向いていない。」(南関東・一般レストラン)
「前向きな要素が見当たらないため、年明けはより景気が冷え込むと予測している。」(南関東・居酒屋)
「土日の営業が全体を押し上げている一方、平日の営業には大きな変化がなく、良くなっているとは言い切れない。」(近畿・一般レストラン)
「忘年会シーズンは終わったが、今後も、送別会、歓迎会、合格祝い会などの需要がある。ただ、職場での利用が減少しているため、売上が懸念される。また、アルコールを提供する宴会よりもノンアルコールの食事会が増加する現状があるので、1件当たりの単価が伸びず、前年から売上が変化しない。」(中国・一般レストラン)
「2~3ヶ月の予約状況をみる限り、出足が鈍く、現状より景気は悪くなる。」(九州・高級レストラン)

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