<関連記事>

おむすび那須は、25年9月に設立。那須地域の後継者不足や事業承継に課題を抱える企業を事業承継していく。日本駐車場開発グループの日本テーマパーク開発では、那須ハイランドパーク、那須高原りんどう湖ファミリー牧場などを運営しており、老舗観光地の那須の活性化のため事業承継に乗り出した。
現在、おむすび那須は古民家レストラン「水車の里 瑞穂蔵」、無添加の手作りパン「パン香房 ベル・フルール」、地産地消の本格ファミリーイタリアン「ジョイア・ミーア 那須本店」の3事業を承継・運営している。承継物件の受け皿となり、観光活性化と雇用促進につなげる。
★フードリンクニュースの視点★
地銀が事業承継会社に出資する際は、ファンドを組成して、そこから出資するというパターンが通常。今回は地銀が、銀行法による議決権保有に5%ルールの範囲内ながら、直接出資するというレアケース。おむすび那須は資本金1,000万(26年8月末現在)なので、出資金額的には少ないが、信用面での効果は大きい。
栃木銀行は、おむすび那須をファンド兼運営会社ととらえて、地域企業の事業承継システムに参画する。融資も自然に広がりそう。今後、同様の動きが地方で広がって欲しいものだ。

(写真左から)株式会社おむすび那須 代表の五十嵐 弘樹氏、株式会社栃木銀行 取締役頭取 仲田 裕之氏
