てんや、ロゴ・店舗デザインをリニューアル 「浅草」加え、インバウンド意識

ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:阿部 正孝)が、天丼・天ぷら専門店「天丼てんや」のロゴと店舗デザインをリブランディングさせる。

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「てんや」は、1989年9月に東京駅八重洲地下街に1号店を開業。「天丼・天ぷら専門店の大衆化」をコンセプトとしてきた。国内で147店舗、フィリピン10店舗、香港5店舗、シンガポールで4店舗を展開している。

新たなブランドコンセプトは、「天丼・天ぷらを食べる喜びでより幅広いお客様の心を豊かに」を掲げ、リブランディングする。

旧ロゴでは「天丼てんや」と表記されていたものを「てんや」に変更。左にはどんぶりとそばのせいろを模したデザインを施し、メインのロゴにはてんやの新たな価値訴求のために天丼に加え、天ぷらそばの文字を追加した。

江戸時代に作られた伝統的な縁起文字である「勘亭流(かんていりゅう)書体」をメインのフォントとして使用することで「天丼てんや」の『伝統・専門性』を表現。さらに、江戸の食文化と精神が息づく街「浅草」の文字を添えた。

店舗デザインにおいては、快適さと心地良さを上げるためテーブルサイズ・カウンター席の間隔の見直し、ファミリーなどグループにも対応できるベンチシートやBOX席などを設置。

天ぷらは日本の伝統和食であり、インバウンド客に向け多店舗展開のポテンシャルが高い。大阪では23年7月に約2年半ぶりの再出店させるなど、国内では出店エリアの拡大を図っている。また、「浅草」の文字をロゴに加えるなど海外出店も意識している。

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新店舗デザイン

取材・執筆 : フードリンクニュース編集局 2025年12月24日

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