テンアライド【26年度中間】、一転赤字に 既存売上3%増でも、利益薄すぎ

テンアライド株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:飯田 健太)が、2026年3月期2Q(25年4~9月)決算で営業赤字に業績予想を下方修正した。

<関連記事>
tengS.gif
テンアライド迷走?「神田屋」が関西から消滅。後釜は「てんぐ大ホール」だが・・!?

テンアライド【25年3月期決算】、物価高騰にもかかわらず営業利益4割増。飯田家3代目に社長をバトンタッチ。

ワタミ、コロワイド、テンアライド---「息子に会社を継がせよう」という企業が続々だが、成功例が少ないという歴史的事実


中間期で売上高は当初予想62億7百万円を60億8百万円(前年比102.6%)、営業利益は当初予想1億44百万円を赤字26百万円(前年は黒字98百万円)に下方修正した。前期25年3月期通期決算では、売上高118億87百万円(前年同期比106.6%)、営業利益2億32百万円(38.1%増)と仕入原価や人件費の高騰にもかかわらず増益に持ち込んだが、一転、赤字に陥った。

直営既存店で、客数 98.6%、客単価 104.4%で、売上高 103.0%となった。メニューを見直し客単価アップを図り、収益力の改善を狙ったが、客数が計画を下回り前年マイナスとなった。利益率が低いため、仕入れや人件費の高騰をカバーできなかった。

tengu.png

取材・執筆 : 安田正明 2025年11月7日

記事ランキング

もっと読む

トップページへ戻る

ページトップへ