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20 年~25 年にかけて複数回に渡りゼットンの預金口座から現金を引き出し、私的着服を行った上、不正な経理処理によって隠ぺいしていた。本年7月下旬にゼットン社内からの内部告発を受け、社内調査を実施した結果判明した。横領額合計は2020年~2025年の期間で約1.7億円となる。
監督責任を明確にするため、株式会社アンドエスティHDの会長・社長・専務の報酬月額の10%を3ヶ月間減額する他、ゼットンの代表取締役会長 鈴木伸典氏は代表取締役を辞任し、取締役へ降格とする。社長の菊地氏及び専務の新谷亮氏は報酬月額の10%を3ヶ月間減額とする。
アダストリアがゼットンをTOBしたのは22年2月であり、その当時から横領は続いていたこととなり、当時社長の鈴木氏の責任は重い。

鈴木伸典氏(左)、菊地大輔氏(右)