テンポス【26年度1Q】、飲食売上41億・9%増 年間182億に向け順調スタート 

株式会社テンポスホールディングス(本社:東京都大田区、代表:森下 篤史)が、2026年4月期第1Q(25年5~7月)決算を発表。飲食事業が順調に育っている。

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売上高は119億78百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は7億15百万円(10.9%減)となった。物販事業で6億17百万円(9.1%減)の減益、情報・サービス事業で赤字22百万円(前年は黒字83百万円)が、トータルでの減益の原因。

飲食事業は通期で売上182億円、営業利益9億円を計画しており、1Qでは売上高41億45百万円(8.7%増)、セグメント利益1億55百万円(80.1%増)と通期に換算するとややスロー。しかし、現在はあさくまとヤマトサカナ2社のみの実績だが、フードデリバリー会社の買収、マルシェの持分化などで今後の売上の純増が期待できる。

1Qに貢献した2社を個別にみると、ステーキレストラン業態(あさくま)では、 売上22億92百万円(7.7%増)、営業利益1億11百万円(34.6%増)。以前よりサラダバーを45品に拡充したことで客数が増加し、売上も好調に推移している。25年4月時点で、28ヶ月連続で月次売上高がプラスとなった。もう一つの回転寿司業態及び居酒屋業態(ヤマトサカナ)では、売上18億92百万円(11.0%増)、営業利益1億3百万円(158.2%増)。共に増収増益。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年9月11日

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