コンビニ・ローソン、炒め調理ロボット導入 職人技のロボット化で外食に侵食

 TechMagic株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木 裕士)の炒め調理ロボット「I-Robo」が、ローソン運営のコンビニ「グリーンローソン北大塚一丁目店」(東京都豊島区)に7月22日(火)から導入された。

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 ローソンは店内厨房で調理をする「まちかど厨房」を全国の店舗の約7割にあたる9,600店舗に導入済み。2021年には店内厨房「まちかど厨房」で調理した商品を宅配するサービスを1都1道2府12県の約700店舗(6月末時点)で実施している。

 出来たてメニューのさらなる拡充と厨房オペレーションの省力化を目的に、I-Roboの導入を始めており、今年6月23日に「Real×Tech LAWSON」1号店としてオープンしたローソン高輪ゲートウェイシティ店にからあげクン用揚げロボットを導入している。

 炒め調理ロボットでは、「たまごチャーハン」税込538 円や「野菜炒め」税込538円などを販売する。ロボット化により、コンビニの外食分野への浸食がさらに進みそうだ。

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炒め調理ロボット I-Robo 2: 調理と洗浄を自動化


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ローソン北大塚一丁目店(東京都豊島区北大塚1-13-4、24時間営業)

取材・執筆 : 安田正明 2025年7月23日

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