梅の花グループ【25年4月期決算】、3.8億の最終赤字に。外販で大口取引を失注。

 ゆば・豆腐料理「梅の花」を展開する株式会社梅の花グループ(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長COO:鬼塚 崇裕)が、2025年4月期決算を発表。

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梅の花【24年5~10月】、営業赤字に。ゆば・豆腐ではインバウンド客が取れない?


 売上高294億40百万円(前期比98.7%)、水道光熱費と修繕等の一時費用の増加により、営業利益5億50百万円(67.2%)、経常利益3億88百万円(52.6%)、最終赤字3億83百万円(前期は黒字10億20百万円)となった。外販事業において、大口取引の失注で、売上高21億47百万円(95.2%)、セグメント赤字1億26百万円(前期も赤字84百万円)となり赤字幅が広がった。

 大豆と野菜を使用したヴィーガン向けの「菜食懐石」5,800円(税込)、「菜食ランチ」3,800円(税込)も用意しているが、十分にインバウンドを取り切れていないようだ。


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取材・執筆 : 安田正明 2025年6月18日

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