吉野家「シェアレストラン」、累計開業1千店舗。居酒屋・カフェと交流業態が人気に。

 株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役:成瀨 哲也)の100%子会社である株式会社シェアレストラン(本社:東京都中央区、代表取締役:武重準)が、飲食店間借りマッチングサービス「シェアレストラン」の累計開業実績が1,000店舗を超えたと発表した。

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 「シェアレストラン」は2020年3月にサービスを開始。飲食店の開業者は、投資や借金をせずに店舗を間借りして飲食店を開業してファンを作ることができ、店舗を貸す飲食店オーナーは保有店舗の空き時間を収益化して安定的な飲食店経営が可能になるという、ウィンウィンのスキームとなる。

 これまでの最多業態はカレー。コロナ禍中はデリバリー専門店の出店が多かったが、コロナ禍以降は居酒屋・バル、コンセプトカフェなど人々が飲食を通じて交流する場を求める傾向が強まっているという。

 また、24年11月から後継者を求める飲食店オーナーと後継希望者とのマッチング「アトツギレストラン」もスタートさせている。

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HP https://share-restaurant.biz/

取材・執筆 : 安田正明 2025年6月2日

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