ゼンショー「すき家」既存店3月、客数99.2%に。ネズミ混入の影響は、2%客数ダウンか。

 株式会社ゼンショーホールディングス株式会社(本社:代表取締役会長兼社長兼CEO:小川 賢太郎)が、 25年3月のすき家 月次売上速報を早くも4月1日に発表した。

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 3月は既存店で、客数99.2%、客単価111.9%で、売上高111.0%となった。24年4月~25年3月の通年では、客数102.5%、客単価107.8%で、売上高110.5%となった。3月22日発覚のネズミ混入と、3月28日発生の害虫混入で、3月31日午前9時から4月4日(金)午前9時までの間、全店閉店する。

 2月の既存店客数は104.7%であり、そのまま閉店31日の1日分を除いた30/31日で単純計算すると、3月の客数は101.3%となる。それが、ネズミ混入の影響で99.2%に下がったこととなり、ネズミ混入の影響は差し引き2.1%の客離れを起こしたことになるかもしれない。

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取材・執筆 : 安田正明 2025年4月2日

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