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【24年10月街角景気】原価や人件費の高騰で凹む。でも、高級レストランは良さげ。
【鮫島の視点】103万円の壁を乗り越える。
2~3ヶ月先の景気の先行きに対する判断は、50.6ポイントで、10月から1.7ポイント下降した。未だ横ばいの50ポイントを超えており、原材料の高騰への懸念はあるが、景気の回復基調は変わらない。
■街の声
<現状>
「平日のビジネス利用の客と週末の観光客が増えてきている。忘年会の予約も、週末中心だが埋まってきている。ここ数年では好調といえる。」(北関東・居酒屋)
「外国人客がアジア圏のみならず欧州からも来るようになり、インバウンドの裾野が広がっている。」(南関東・高級レストラン)
「 会合や人が集まる行事も新型コロナウイルス感染症発生前に戻り、予約状況が良くなっている。」(甲信越・高級レストラン)
「紅葉の時期が比較的長く、人出も多いようである。」(北陸・一般レストラン)
<先行き>
「物価が上がり続けて厳しいことは間違いないが、徐々にお金が回りだしている印象を受ける。少しずつ良くなっていくだろうと考えている。」(甲信越・スナック)
「商品の値上げや物価の上昇が続くなか、今後は良くなる要素が見当たらない。」(近畿・一般レストラン)
「牛肉、米、卵、野菜などの主力食材の価格の上昇、高止まりで、利益率が良くない状況が続いている。忘年会や新年会のシーズンに入るが、現状、予約は前年並みとなってい
る。ただし、予約の少人数化が顕著となっているため、売上は厳しくなる。また、アルコール類の売上構成が目標を下回る月が続いていることも心配材料である。」(中国・一般レストラン)
「観光客が増加している。また、歓送迎会などもあるため、良くなっていくとみている。」(沖縄・一般レストラン)

