くら寿司、AIカメラによる監視を1ヶ月で全店導入。DX化を内製してきた成果。

 くら寿司が、迷惑動画対策として寿司レーン上の不審な行為を人工知能で検知する「新AIカメラシステム」システムを3月2日に全約530店舗で導入したと発表した。

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 同社は皿にカバーをかぶせてレーンに流し、皿数を自動で数えるために2021年にレーン上部にカメラを設置した。このカメラを加工して、一度取った皿をレーン上のカバーに戻すなどの不審な行為を検知できるようにした。異常を検知すると本部に警告を表示する。本部では常時6~7人体制で監視し、直ちに本部から店舗に連絡する体制を築いた。皿番号や座席番号もわかるという。対象の皿をレーンから除去し、お客への声かけを行う。警察への通報も視野に入れている。

 卓上のしょうゆや茶などは、お客が入れ替わるごとに交換を行っている店舗が約100店舗で、5月までに順次増やしていく。

 同社にはDX化を独自で開発・導入する「DXソリューション部」があり、レーンを流れるお寿司の量やお客様の滞在時間を把握し、流す商品・数量・タイミングを自動で分析するシステムを開発するなどしてきた。今回の約1ヶ月という短期でのAIカメラ導入はその成果と言えそうだ。


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取材・執筆 : 加藤一 2023年3月3日

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