「磯丸水産」SFP、ネオ大衆酒場で首都圏攻める。地域密着型に。

 「鳥良」「磯丸水産」を展開するSFPホールディングス株式会社(本社:東京都世田谷区、 代表取締役社長:佐藤 誠)が、小型で低投資のネオ大衆酒場を首都圏の1都3県で展開を増やす。2023年第2Q決算で明らかにした。

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 同社は現在、昭和レトロ感が漂う「ホームベース」、毎日立ち寄りたくなる「五の五」、浜焼きと塩もつ煮が自慢の「浜焼ドラゴン」、玉子焼きとやきとりが名物の「鳥平ちゃん」の4ブランドのネオ大衆酒場を東京・神奈川・大阪で計10店舗展開している。

 駅前・空中階・大型という従来の居酒屋は予約と宴会で稼ぐモデルだが、コロナ禍で苦戦し撤退を余儀なくされている。対してネオ大衆酒場は住宅・商店街立地で成り立ち、路面だが小箱で低投資で出店でき、地域密着型で安定的に稼げる酒業態として今後注目していくという。

 「磯丸水産」などの従来の居酒屋ブランドは、出店エリアを首都圏から地方都市に展開を移していく。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年10月19日

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