京都のコーヒーチェーン、株式会社イノダコーヒ(本社:京都市中京区、代表取締役会長 :猪田 浩史)が、事業承継を目的にアント・キャピタル・パートナーズ株式会社が運営するファンドに株式譲渡したと9月27日に発表した。
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イノダコーヒは創業1940年の老舗で、京都で6店舗、東京・神奈川・広島に各1店舗の計9店舗を展開している。通販も合わせて、同社HPによると年商16億円。
アント・キャピタル・パートナーズは、未上場企業の創業オーナーからの事業承継のための投資を行っている。2017年12月には、「イカセンター」を展開する株式会社スプラウトインベストメントを、19年8月には「うまい鮨勘」を展開する株式会社アミノを承継している。
発表したのは代表取締役社長の前田 利宜氏。自社努力だけでは事業承継できなかったようだ。
