アサヒ、スーパードライなど10月から値上げ。他社も追随か。

 アサヒビール株式会社(本社 東京都台東区、社長:塩澤 賢一)が、2022年10月1日出荷分からビール類・RTD・その他樽詰酒類・ノンアルコール飲料・国産ウイスキーの一部商品の値上げすると発表した。

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 原油価格の高騰や国際情勢の混乱などの影響を受け、麦芽・とうもろこしなどの原材料価格やアルミ缶・段ボールなどの包装資材、エネルギー価格に加えて、陸上・海上輸送にかかる物流費などのコスト上昇が継続しており、今後も継続するものと想定。企業努力だけで吸収することが困難な状況にあるという。

 小売店頭価格で6~10%の値上げを見込んでいるようだ。アサヒスーパードライは、1987年の発売以来36年目で初めてフルリニューアルし、22年2月中旬以降製造分から順次切り替えている。"キレのよさ"は維持しながら"飲みごたえ"を向上させた。競合のキリン、サッポロ、サントリーも追随すると思われる。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年4月27日

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