スタバ、プラ蓋なしで店内提供。4月1日からプラ新法。

 スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口 貴文)が、アイスビバレッジを店内用に提供する際、プラ製のカップの蓋をつけない。

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 4月18日から国内113店舗で先行導入し、22年夏頃の全国約1700店舗での展開を目指す。カトラリーは石油由来の使い捨てプラ削減を目指して、ステンレス製と100%植物由来素材に切り替えていく。これらの変更により、使い捨てカトラリー使用量を年間最大約44%の削減につなげると共に、年間約60トンの石油由来のプラスチック削減を見込む。

 「プラスチック資源循環促進法(プラ新法)」が22年4月1日から施行され、年5トン以上の使い捨てプラ製品などを使用する事業者に計画的な削減が求められる。取り組みを行わない事業者には改善勧告・改善命令が行われ、従わない場合には、50万円以下の罰金が科される。

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取材・執筆 : 加藤一 2022年3月22日

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