デリ・テイクを契機に店内飲食でも利用したいと思った人、72%。コロナ後につながる。

 利用したことがなかった外食店のデリバリー・テイクアウトを利用した人が32.5%。利用後、その店を「店内飲食でも利用したいと思った」人は72.5%。ホットペッパーグルメ外食総研が7月1日~7月12日にネット調査を実施し、回答10,007件をまとめた。

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 「定期的に利用していた」外食店からデリバリー・テイクアウトをした人で、その後その店での「店内飲食での利用意向が高まった」人は59.6%。外食店によるデリバリーやテイクアウトへの取り組みは、新規顧客獲得とリピーターの利用促進の両方に有効なようだ。

 「店内飲食でも利用したいと思った」理由は、「調理法や味つけがよかった」(58.8%)、「価格がお手頃だった」(54.3%)、「他にも食べてみたいメニューがある」(42.8%)、「お店で出来立てのメニューを食べたい」(33.7%)。「店内飲食でも利用したいと思わなかった」理由は、「割高だった」(35.8%)、「コロナ禍のうちは店内飲食を避けたい」(32.2%)、「店内飲食するなら他にもっと行きたいお店がある」(28.3%)。

 デリバリー・テイクアウトの料理内容で、コロナ後の来店につなげることができそう。店の自慢商品をデリバリー・テイクアウトで提供すべし。


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取材・執筆 : 加藤一 2021年8月30日

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