吉野家、250億のコミットメントライン契約。京樽売却でポートフォリオ再編へ。

 株式会社吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村 泰貴) が、組成金額250億円のコミットメントライン契約を2月26日に締結したと発表した。

 今後の事業展開において機動的かつ安定的な資金調達を可能とすることで、今後の成長への必要資金を確保するとともに、財務基盤のより一層の安定を図ることを目的として コミットメントライン契約(タームアウトオプション5年付き)を締結した。

 期間は2021年2月26日~2023年2月28日の2年間。アレンジャーは、株式会社みずほ銀行と株式会社三井住友銀行。無担保、無保証。

 吉野家は京樽をスシローに売却し事業整理を行ったところ。資金を積み増して、買収によるポートフォリオの再編を図ろうとしているのか。

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取材・執筆 : 加藤一 2021年3月5日

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