一家ダイニング、立ち飲み・和食酒場を出店。創業した居酒屋の生き残り図る。

 「屋台屋博多劇場」などを展開する株式会社一家 ダイニングプロジェクト(本社:千葉県 市川市、代表取締役社長:武長 太郎)が、和食居酒屋業態「こだわりもん一家」のネクストモデルを東京・新宿西口に6月下旬にオープンさせる。

 店名は未定。ハイコストパフォーマンスで使い勝手の良い、立ち飲みと和食酒場の二毛作業態。刺身やおでんを中心とした本格和食を小ポーション・低単価で提供する。ターゲットは、30~60代のビジネスマン、OL、カップル。客単価2,500円~3,000円前後を想定。一人客の立ち飲みから、少人数グループなど居酒屋利用など幅広い使い勝手となる。

 「こだわりもん一家」は同社のルーツだが、2020年3月通期の既存店売上高は客数減で92.5%と苦戦。リニューアル策として、新業態を提案する。立地は、「爆辛スパゲティ専門店青とうがらし」の跡。青とうがらしは新業態として3店舗出店したが、全店退店する。

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取材・執筆 : 加藤一 2020年5月29日

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