我慢強く1本100円を貫く!一文なしから全国へ拡大した「四文屋」の常識破りの経営術。

 中野・新井薬師発祥の焼とん屋といえば、四文屋。これを「しもんや」と読める人は大衆酒場ファンや、中央線、西武線ユーザーであろう。串を1本100円から提供しているが、20年間値上げなし。ホームページはなく、広告も一切打たなければ取材もほぼ受けない。しかし連日大繁盛で、なおかつFC展開もしないが北海道や九州にも拡大している酒場業界の異端児。それが同グループを統括する、有限会社四文屋(東京都中野区)の大森敏幸社長だ。

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大森敏幸代表取締役。日中の業務を終えると、よく行きつけの店に繰り出している。

 今回、社長行きつけの街中華に何度も通い、特別にインタビューに成功した。これまで明かされることがなかった業態開発の秘話や同社快進撃の背景、そして大衆酒場が盛り上がる現状への想いや今後のビジョンなども語ってもらった!

取材・執筆 : 中山秀明 2018年4月23日

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