2018年も間もなく終わろうとしている。今年の外食は全般に好調に推移したが、人手不足の深刻化、食材の高騰というような問題も生じてきた。一方で、消費者は価格に対して非常にシビアで、値上げをした店が苦戦する傾向も強まった。業態的には焼肉や鶏料理、大衆居酒屋、食べ放題、回転寿司などが昨年に引き続き好調。IT業界から波及したサブスクリプション(定額制)のような新しいサービスも注目された。(4回シリーズ)
月額540円でTGK(卵かけご飯)ランチが食べ放題という驚きのサブスクリプションサービスも登場。(出典:FREE LUNCH)。
2018年の外食では「サブスクリプション」(定額制)という新しいサービスが注目された。「サブスクリプション」とは一定の額を払えば、その期間中はサービスが受けられるというもので、たとえばスマートホンのアプリで月額980円で動画が見たい放題、マンガ読み放題のようなサイトが、典型的な例である。