「横丁」と名付けられた商業施設が続々とオープンしている。この背景には、赤羽、立石のような昭和の雰囲気を残した懐かしい飲み屋街を飲み歩く、はしご酒の普及があるように思われる。また、立ち飲みの普及から、見知らぬ者同士が相席になることの抵抗感が薄れ、結果としてさまざまな出会いがある空気感ができていることが、横丁人気を支えているようだ。市場風、バル街風、ビル型、屋台村型など、バリエーション広がる横丁の今を取材した。(5回シリーズ)
コロワイドMDが6月29日、JR川崎駅前に「川崎のれん街 ほのぼの横丁」をオープン。全店コロワイドMDの直営で9店からなり、そのうち8店が新業態。
大手居酒屋チェーンを経営する外食の大企業が、1社で横丁を開発し運営するケースも出てきた。
コロワイドグループのコロワイドMDは6月29日、JR川崎駅前に「川崎のれん街 ほのぼの横丁」をオープンした。駅北口の「川崎駅前タワー・リバーク」の地下1階にあり、同社が経営していた居酒屋とカラオケの複合店からの業態変更である。