ロボット技術が外食の世界を変えようとしている。人型ロボットが接客したり、警備員の代わりになったり、腕型ロボットが調理したり、料理を並べたり運んだり、近未来の日本のレストランは、人間とロボットが協業する、アニメや特撮の世界が現実のものとなっている可能性が高いのだ。ひとたび震災があれば自国に帰ってしまう外国人に頼らなくても、日本の飲食業の人手不足は、ロボットの普及によって解消の道を歩むだろう。2020年の東京五輪開催時には、世界を驚かすロボットレストランが登場しているのではないだろうか。外食の近未来を垣間見る先端的なロボット技術とその活用を紹介したい。(5回シリーズ)
アジア最大級「食の技術」の総合トレードショー「2016国際食品工業展(フーマジャパン2016)」が6月7日~9日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催。
6月7日~9日、東京・有明の東京ビッグサイトで「2016国際食品工業展(フーマジャパン2016)」(主催・一般社団法人日本食品機械工業会)が開催され、9万4497人の来場者を集めた。昨年の来場者数9万2802人を上回り、出展686社も昨年を5社上回った。