「セブン-イレブン」が、セルフのいれたてコーヒーに続く、カウンター周りの大型商品として導入したのがドーナツ。これにコンビニの競合チェーンも追従。挑戦を受けた「ミスタードーナツ」をはじめとする外食のドーナツチェーンが、軒並みビジネスモデルを見直さざるを得ない事態となっている。ドーナツ専門店はいかにして生き残ろうとしているのか。一方で、コンビニはどう攻めようとしているのか。まとめてみた。(4回シリーズ)
「ローソン」のカウンタードーナツ。
2014年10月の「セブン-イレブン」のドーナツ参入により、にわかに活気づいたドーナツ市場であるが、各コンビニでは「セブン-イレブン」に負けじとドーナツのラインナップを強化している。そうした中で、中心的な役割を果たしているのが、山崎製パンだ。