「京懐石 美濃吉」が実証。元々豚肉を使わない店なら少しの工夫で「ハラール」対応できる!

 日本とアセアン諸国の友好協力40周年を機に、昨年7月、訪日ビザが免除・緩和され、東南アジアから日本への観光客が急増している。中でも免除されたマレーシアと、3年間の有効期間中何度でも最長30日間滞在できるようになったインドネシアは、イスラム教国であり、親日的で近年の経済発展も目覚しい。そこで、豚肉、お酒などを宗教上の禁忌とするイスラム教国の人たちにも、安心して食事をしてもらえるように、「ハラール(ハラル)」に考慮したメニューを提供するレストランが求められてきている。そこで、イスラム法で合法な「ハラール」とは何か。どうすれば、イスラム教徒をおもてなしできるのか。調べてみた。(5回シリーズ)


埼玉大学の学生食堂。イスラム教徒留学生のアドバイスでハラール対応メニューを提供。

広大な16億人イスラム市場!ハラールメニュー開発で日本の外食を売り込め!(5-1)


イスラム教徒が求めているのは認証より成分の表示。ハラールかどうかは自分で判断する。
広大な16億人イスラム市場!ハラールメニュー開発で日本の外食を売り込め!(5-2)


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「美濃吉 京都新阪急ホテル店」の「ハラル牛しゃぶしゃぶ懐石」。ハラールメニューは4日前より以前からの予約が必要。


取材・執筆 : 長浜淳之介 2014年6月18日執筆

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