首都圏をはじめ大都市郊外ロードサイドに、続々とオープンするフルサービスの郊外型喫茶店。この業種のメッカである中京地区からも、「コメダ珈琲店」に続けとばかりに、首都圏進出を足掛かりとして、全国展開を虎視眈々と狙うチェーンが新しく名乗りを上げている。新興勢力はモーニング、シニア層にターゲットを特化せずに、ランチタイムの主婦層、休日のファミリーの集客に力を入れているのが特徴だ。また、喫茶店ばかりでなくカフェにも郊外型に流行の兆しが見えている。(4回シリーズ)
■「焼肉屋さかい」、「元町珈琲」創業者が再チャレンジ。最高齢上場を目指す「さかい珈琲」。
郊外型喫茶に新潮流!モーニング特化型を脱皮してファミレス顧客を取り込む(4-1)
自家焙煎で自在にコーヒーを開発する「一凛珈琲」上尾店。