外食の信頼を揺るがしたホテル・百貨店のメニュー偽装。店員の不衛生な写真ネット投稿も頻発。

 第二次安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」の効果によって、日本経済が好調に推移した2013年。外食も景気浮揚を背景に全般に好調で、年末の忘年会も久々に活況を呈している。しかし、一流ホテルや百貨店を巻き込んだメニュー偽装事件のような、業界の信頼を揺るがす問題も起こった。商業施設では「グランフロント大阪」オープンと、その中でも「近大マグロ」の長蛇の行列が目を引いた。また、原宿を中心にパンケーキが大いに盛り上がり空前のブームとなった。(5回シリーズ)


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「奈良 万葉若草の宿 三笠」。メニュー偽装の返金は7万人に4億円と高く付いた。消費者庁より景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして再発防止の措置命令を受けている。


取材・執筆 : 長浜淳之介 2013年12月27日執筆

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