鳥貴族、不採算店閉鎖で最終赤字に。既存店売上、今も復活ならず。

 株式会社鳥貴族(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:大倉 忠司)が、2019年7月通期決算を発表した。売上高358億47百万円、5.5%増だが、営業利益は11億90百万円、29.2%減となった。最終は赤字2億86百万円。

 業績不振店36店舗を撤退し減損損失14億16百万円を計上、最終赤字となった。

 既存店の近隣に追加出店した店舗での自社競合が発生し、既存店売上高は前年比5.2%減と悪化した。既に出店予定である店舗を除き、新たな出店を取りやめることとし、既存店の売上を強化することに注力してきた。しかし、19年8月も4.1%減と復活できていない。

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販促を強化しないのは、性分なんです
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取材・執筆 : 加藤一 2019年9月17日執筆

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