マクドナルド、スマホオーダーで席にデリバリー。敢えて人を使う理由は。

 日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)が、4月10日(水)より、静岡県内の75店舗にて「未来型店舗体験」と位置づける、スマホでオーダーし、テーブルまで届けるシステムなどを導入した。

 「未来型店舗体験」とは、お客様一人一人により充実したサービスを提供するための、「ゲストエクスペリエンスリーダー」、「テーブルデリバリー」、「モバイルオーダー」。1月の沖縄県の店舗でパイロット導入して好評だったという。

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 「ゲストエクスペリエンスリーダー」は、来店から退店されるまでのお客様の店舗体験全体をサポートするスタッフ。メニュー選びをアドバイスしたり、空席を探したりする。

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 「テーブルデリバリー」は、支払いが終了したお客様にクルーがテーブルまで商品を届けるサービス。子供連れや荷物の多い方だけでなく、何も無くても届ける。

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 「モバイルオーダー」は、来店前にスマホのアプリで商品の注文を完了することができ、来店時にアプリ上で決済する。席からモバイルオーダーで注文し、同時にテーブルデリバリーを依頼することも可能。

 人材難の中、敢えて人を使ったサービスを増やす。将来的には、スマホ注文でカウンターの受付スタッフを無くし、ゲスト案内やデリバリー役に配置転換していく計画なのだろうか。



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取材・執筆 : 加藤一 2019年4月12日執筆

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