■街の声
「統一地方選挙を控えて売上がやや落ち込むとみられたが、結果的に影響はみられなかった。このまま良い状況で推移することが期待できる。」(北海道・スナック)
「景気が上向いてくる要素が1つも見当たらない。収入が増えてこないにもかかわらず、これから物価がどんどん高騰することになれば、景気はやや悪くなる。」(北海道・高級レストラン)
「ゴールデンウィークが 10 連休となるため期待はあるが、その後の消費疲れを考えると余り変わらないとみている。」(東北・一般レストラン)
「平日の客の動きが悪い状況が続いている。閉店する同業者が増えている。」(北関東・スナック)
「ゴールデンウィーク等により、観光地では多少期待するも、現状から先行きを考えると、個店では不安が先立つ。」(甲信越・一般レストラン)
「食事中心の店で、飲物を注文しない客が増えている。客単価が上がらない傾向が非常に強くなってきている。」(東海・一般小売店[酒類])
「節約志向が強くなっている一方で、晴れの日等の利用は多くなっている。また、歓送迎会等の春のイベントが少人数化している。」(東海・高級レストラン)
「客に直に接する外食は、今までのメニュー売価では利益が出にくい状況である。人件費、原料費、物流費が上がり、メニュー売価に反映すれば売上高と来客数は減少する。10 連休による一時的な景気回復は見込めるが、それ以降の明るい要素はない。」(北陸・一般レストラン)
「ゴールデンウィークの予約状況は前年を上回っているが、連休明けはインバウンドの個人客を中心に、前年よりも不調となっている。」(近畿・高級レストラン)
「食料品や原材料の値上げに加え消費税の引上げも控えているため、客の財布のひもは固くなる。外食は節約する際最初に対象となるため厳しい状況が続く。」(中国・一般レストラン)
「3月後半から選挙の時期になったため、企業関係の動きが鈍く、送別会の売上が例年とは違い伸びない。」(九州・高級レストラン)
「改元等で気分は上がりそうだが、極度の人手不足で定休日を入れてもシフトが回らない状況で、売上を伸ばすのは厳しい。」(沖縄・居酒屋)
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