CoCo 壱番屋、ポークカレーを都心店のみで値上げ。10月増税前に手を打つ。

 株式会社壱番屋(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:浜島 俊哉)が、国内で展開する「カレーハウス CoCo 壱番屋」で、3月1日からポークカレー・甘口ポークカレーの値上げを都心部店舗で行う。

 米を中心とした食材価格の上昇や、パート・アルバイト時給の高騰に伴う人件費アップ等による店舗や工場等の運営コストの上昇が理由。対象を最安値のカレーに絞り、地価の高いエリア店舗に限定して、影響力を弱めた。

 同社運営の、あんかけスパゲッティ専門店「パスタ・デ・ココ」(国内 32 店舗)においても、同様の理由から、パスタメニューの価格を21 円値上げする。

 10月の消費増税時での値上げでは便乗と捉えられる可能性があり、早めの値上げで便乗を回避する。

ichiban.jpg

coco.jpg
値上げとなる、ポークカレー


【関連記事】
消費税10%を機に、6割が値上げを予定。軽減税率となるテイクアウトを強化。
https://www.foodrink.co.jp/news/2018/12/03112520.php

値上げ店は43%。お客様の反応を見て、2段階値上げ店も。
https://www.foodrink.co.jp/news/2018/04/03122532.php

スタバ、ドリップコーヒーなど定番を10~20円値上げ。従業員に投資。
https://www.foodrink.co.jp/news/2019/02/12150539.php

取材・執筆 : 加藤一 2019年2月19日執筆

記事ランキング

もっと読む

トップページへ戻る

ページトップへ