サブウェイのフランチャイズ店舗を首都圏を中心にピーク時約20店舗を展開していたほか、ステーキ店のフランチャイズ店も手掛けていた。近年はサブウェイ事業の不調に伴い、チーズケーキチェーン、牛タン専門店、猫カフェ等の新業態に相次いで参入。2018年3月期には売上高約17億4900万円をあげたものの、新規出店や人件費等の増加による経費負担が重荷となり、厳しい経営が続いていた。
その間、不採算店の見直しを行い、2019年1月上旬までにサブウェイを9店舗まで縮小するなど業況の改善を図ったものの、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。なお、同社の運営するサブウェイ計9店舗に関しては、1月16日午後時点で「全店一時休業の措置を取っている」(日本サブウェイ広報)という。
日本サブウェイは、サントリーが1991年に日本のフランチャイズ権を取得しスタートした。その後、2016年3月末でフランチャイズ権が切れた際に、サントリーは日本法人の株式の過半数をサブウェイ本社に売却した。一時500店舗あったが、店舗数は減少を続け、現在は約280店舗にまで減っている。
