「ブロンコビリー」、ステーキ競争激化での営業利益率11%の凄さ。リピート客作りが鍵。

 ステーキハウス「ブロンコビリー」を展開する、株式会社ブロンコビリー(本社:名古屋市名東区、代表取締役社長:竹市 克弘)が2018年12月通期決算を発表した。売上高224億32百万円、13.5%増。営業利益25億97百万円、6.2%増。経常利益26億69百万円、6.1%増。純利益17億87百万円、2.4%増。増収増益となった。

 ステーキブームに乗り新規に16店舗を出店して、期末合計135店舗となり、売上増となった。既存店売上高は0.7%減に止まった。680円(税別)~の平日ランチ限定メニューで安定的な売上を確保する反面、「炭焼きやわらかヒレステーキ」や「黒毛和牛ハンバーグ」など高付加価値メニューも提案。販促面では、ロードサイドに進出する「いきなり!ステーキ」から顧客を守るべく、全品20%オフやスクラッチくじなど、来店客をリピート客に変える施策を行った。

 働き方改革では、全店の営業時間を23時までに変更し、生産性向上のために店舗オペレーションの見直しだけでなく、自動搬送ワゴンの試験導入も行っている。

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平日ランチ限定メニュー

取材・執筆 : 加藤一 2019年1月17日執筆

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